「ホームページがなくてもいい会社」と「ホームページがなくてはならない会社」がある
多くの人がスマホやパソコンを持つようになった昨今。何か調べる際には、インターネット検索を利用するようになりました。インターネット検索によって会社の基本情報や社内の様子、さらに口コミや評判まで調べることが可能です。企業側もこうした検索ニーズに応えて、ホームページを用意し、適切な情報をインターネットユーザーに提供しています。
一方で、業界によってはこれまでの慣習などからホームページの運営をためらっているところもあります。実際にそうした中には、ホームページを運営しなくても影響が少ない会社もあり、またホームページ制作費用を支払っても効果が出にくい会社もあります。
インターネット検索が当たり前になった社会だからこそ、今一度自社のニーズを考えてホームページを運営する/しないの選択をする必要があります。しかしホームページがないとマズい会社なのに持っていないという状況は、検索ユーザーの多くを取りこぼす機会損失が生じます。逆にホームページがなくてもいい会社なのに、ホームページを持っていると制作や運用コストがかかります。自社の状況を見極めた判断が必要です。
ホームページのある/ないによる会社への影響は?
インターネット社会になったことで、ホームページの重要性があちこちで主張されています。ですが、自社のホームページをもたなくても、SNSやブログサービスを利用することでインターネット上に自社の情報を発信する方法もあります。
そこで、ホームページがあった方がいい業種と必要のない業種をまとめてみました。自社の状況を踏まえて、どのような戦略を取れば最適なのか導き出してください。
ホームページをもたなくてもいい業種とは?
- ・飲食店
- ・美容院
- ・エステサロン
上記の業種はホームページを取り立てて持つ必要がない業種の例です。「飲食店、美容院、エステサロン」などの業種の場合、ホームページを持たなくてもインターネットから集客を図ることが可能です。
これらの業種がなぜ自社のホームページを構える必要性が少ないかというと、これらの業種には大手のポータルサイトが運営されており、そのポータルサイトに店舗情報を載せてインターネットからの集客を図ることができるからです。
大手飲食店の口コミサイト【食べログ】を例にすると、食べログ上では有料プランを利用することで「メニュー・コース、店内写真、口コミ、地図の基本情報の他、予約」を受け付けることが可能です。総合的に情報を載せられるので、結果的に基本的なホームページと同じ機能を発揮してくれます。
特に、ユーザーが記載できる口コミは集客において効果てきめんです。開店当初からポータルサイトに登録しておけば多くの口コミを集めることもできるかもしれません。この他にも、特別なクーポンを用意するなど多様な施策が取れる点も特徴的です。
実際に、ホームページを制作すると最低でも10万円以上の制作費用はもちろん管理・運用費などの費用が発生します。ポータルサイトなら「月5,000円~」の有料プランで済むため、コストの面からも有益といえるでしょう。そして、最大の魅力はそうしたポータルサイトはSEOが非常に強く、検索結果画面の上位に表示されやすいという点です。
例えば「エリア名+居酒屋」などの検索ワードでGoogle/Yahooで検索してみてください。必ずと言っていほどポータルサイトが上位に表示されています。裏を返せば、自社のホームページを制作しても、「エリア名+居酒屋」で検索上位に表示されるのは難易度がかなり高いです。
こうした検索ユーザーがお店探しのために検索するワードで上位表示されるためには、多くのSEO施策が必要となり、コストも高額になりかねません。
一方で、ポータルサイトの場合は、先に触れた通り、サイト自体がSEOに強いため上位表示されやすいのです。店名はもちろん特定のキーワードでも上位に表示されやすいため、集客に一役買ってくれます。
また、ポータルサイト内での検索機能もあるため、検索エンジンを経由しないルートでお店の情報を見てくれる人が期待できるでしょう。
飲食店、美容院、エステサロンなどの強力なポータルサイトが存在する業種では、ホームページを新たに制作よりも、低コストで集客力のあるポータルサイトを利用した方が得となる場合があります。もちろんこうしたポータルサイトは、他の店舗と一覧で表示されます。そのため他社と比較検討されることになるので、価格競争やサービス競争が起きやすいというデメリットもあります。それらを踏まえたうえで、ホームページを持つ/持たないの検討をしてみてください。
ホームページがないとマズい業種とは?
強力なポータルサイトが存在しない業種
上記でご紹介した強力なポータルサイトが存在しない業種では、インターネット社会の昨今で理由もなくホームページを持たないというのは危険な判断になりかねません。基本的に上記以外の業種はホームページを持つことをおすすめします。
一般的な企業の場合、ホームページのある/ないが会社としての信頼に関わってきます。インターネット検索してもコーポレートサイトが出てこない会社は、下手をすれば検索ユーザーの目には倒産した会社のようにも映りかねず、敬遠される原因にもなります。例えば、ホームページを持たない多くの企業は、以下の理由で判断を下していると考えられます。
- ・ホームページはコストが高いので持っていない
- ・顧客は決まっているので集客する必要がない
- ・面倒なイメージがあるので持たないことにした
これらの理由で企業としての信用を失っている可能性を考えると、あまりにリスクが高いのではないでしょうか。例えば、企業の求人を見た学生が社名を検索して表示されなかった場合、応募を見送る可能性もあります。「インターネット検索」が普及した現在では、インターネット上に適切な情報が発信されていることは「当たり前」となっています。すでに、顧客が決まっていて集客の面でも当面の問題がないとしても、会社として将来的なことを考えれば、ホームページを持たざることの潜在的リスクは少なくありません。
もちろんホームページを制作してきちんとした運用をすることにはコストがかかります。でもホームページはリターン(利益)を生む存在でもあります。運用をしっかり行っていると、ホームページにかかるコストを「費用」ではなく「投資」と考えるほうがしっくり来るようになるでしょう。
こうしたことを踏まえて、今一度ホームページについて考え直してみてはいかがでしょうか?
まとめ
ホームページがないとマズい会社、ホームページがなくても大丈夫な会社を紹介しました。ホームページの必要性を考えていた方は、本記事を参考に自社の業種と照らし合わせてみてください。
インターネット社会になり、それまでのマーケティング・ブランディングの常識が急速に変わりつつあります。ホームページのある/なしに関わらず、インターネットのパワーを自社に積極的に取り込んでいきましょう。
大阪の評判のホームページ制作会社5社
- 社名株式会社エムハンド
- URLhttps://m-hand.biz/
- 業務内容
WEB戦略コンサルティング
WEBサイト構築
WEBシステム・アプリケーション開発
WEBプロモーション
- 社名インフォメーションメディアデザイン株式会社
- URLhttps://www.imd-net.com/
- 業務内容
WEBサイト構築
WEBコンサルティング
プロモーション プランニング全般、広報
システム設計開発・インターフェイスデザイン
- 社名株式会社シンキオン・クリエイティブ
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Webプロモーション
Webサイト構築
Webサイト運営、保守管理
Web戦略企画立案、設計
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- URLhttps://www.unionnet.jp/
- 業務内容
ウェブサイト制作
ウェブコンサルティング
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- URLhttps://www.starryworks.co.jp/
- 業務内容
サービス・コンテンツ・プロダクトの企画・制作・開発